男の魅力をなんで評価するか難しいところだが、もっとも手っ取り早いのは、身体的な特徴からはかることだ。これなら、計数的な評価ができる。そんなわけで、男の魅力を構成する代表的な要素として、身長、肩幅、弛緩時のペニスの大きさ、この三つをとりあげ、それぞれがどんな大きさの時にもっとも魅力を感じるか、御婦人たちにアンケート調査をした研究グループがある。オーストラリア国立大学のモーツ教授のグループだ。
アンケートの結果、御婦人たちがもっとも重要だと答えたのはペニスのサイズだったそうだ。大きいペニスほど御婦人たちの評価が高い。ついで重要だとされたのは、ウェストに対する肩幅の比率が大きいことであった。つまりマッチョな体系で、大きなペニスをもっている男ほど御婦人たちの気に入るということらしい。この二つの項目に比べれば、身長の重要度は低いのだという。（以上はあくまでも、オーストラリアの御婦人たちの評価である）
以上の調査はディジタル画像を使ったもので、生身の男性についての評価ではない。ディジタル画像であるから、生身の男の身体とはかなり違った印象であると考えられる。第一、広い肩幅をもち、長大なペニスをぶら下げている男など、そう多く存在するものではない
それに、御婦人が自分の配偶者として男を選ぶときには、身体的な特徴の外に、社会的な地位とか、経済的な能力とか、或は気持ちのやさしさとか、他の要素も大きな作用をするに違いない。
男衆に比較して御婦人たちの方が、異性の選り好みが激しいといえるのだそうだ。やはり、男の種次第で自分の人生が大きく作用されるわけだから、無理もないとはいえるが。
ともあれ、御婦人の目に映った男の魅力についていえば、"ビッグ・イズ・ビューティフル"ということらしい。
（参考）Abs-olutely fabulous Women's expectations of the opposite sex are at least as unrealistic as men's Economist
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